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J2SE 1.5 虎の穴
 
 

JSR-201 Extending the Java Programming Language

 
 
Tiger 雑多な言語仕様の変更
 
 

Tiger で言語仕様に関するものは JSR-14 Generics, JSR-175 Metadata の 2 つの JSR になっています。その他のごちゃごちゃとしたところが JSR-201 にまとめられています。

JSR-201 では次の 5 種類の言語仕様の変更を決めています。

  • 拡張 for 文
  • Enum 型
  • static のインポート
  • 可変長引数
  • オートボクシング/アンボクシング

拡張 for 文は Basic の for ... each、C# の foreach 文と同様のことが行えます。要素がある限り、ループすることができます。

Enum 型は C の enum と同様ですが、C の enum の欠点が取り除かれています。この Enum は Effective Java のタイプセーフ Enum が元になっています。

static インポートは、面倒くさかった static な定数を import 文で書けるようにしたものです。

可変長引数は文字通り、可変長な引数を扱うためのものです。C の printf などで使用されいるものと同様のものですが、使い方は簡単になっています。

オートボクシング/アンボクシングはプリミティブ型とそのラッパークラスとの変換を自動で行うための機構です。

 

これらの言語仕様の変更を詳しく見ていきましょう。

for ... each 見たいな for 文

拡張 for 文

Enum が使えるなんて

タイプセーフ Enum

ラッパが必要なくなる日

Autoboxing/Unboxing

static な定数が使いやすくなる

Static Import

printf もこれでできるように

可変長引数

(Oct. 2003)
(改訂 Jan. 2004)

 
 
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