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New Features of Java2 SDK, Standard Edition, v1.4
 
 

Headless サポート

 
 

顔なしサーバ

 
 

J2SE 1.4 以前は UNIX で X11 がないと、グラフィックを扱うことができませんでした。例えば、サーバで Servlet で動的にイメージを生成するとしても、サーバ自体にはディスプレイもなにも必要ないですね。でも、今までは必要もないのに X11 を入れたり、Xvfb というバーチャルに X を立ち上げるようなツールを導入する必要がありました。

v1.4 からはヘッドレスモードがサポートされ、X11 がなくても OK になりました。

使い方は簡単。引数に -Djava.awt.headless=true を加えればいいだけです。例えば Sample クラスをヘッドレスで起動する場合は

java -Djava.awt.headless=true Sample

とします。

ちなみにヘッドレスというのはディスプレイがないだけでなく、マウスやキーボードがない場合も想定されているそうです。

ただ、ヘビーウェイトな GUI コンポーネントでヘッドレスを扱えないコンポーネントはインスタンスを生成しようとすると java.awt.HeadlessException が投げられてしまいます。

(Apr. 2003)

 
 
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